TOEFLとは
留学を考えている人ならTOEFLを知らない人はいないでしょう。
TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略で英語を母国語としない人の英語力を測るテストで、トーフルと読みます。
TOEFLは英検やTOEICと並び、日本でよく知られている英語テストの一つです。
TOEFLは英語圏の大学や大学院に通いたいと考えている人が授業についていけるだけの英語力があるかを測るテストであるため、英検やTOEICと比較すると受験対象者がかなり絞られているといえるでしょう。
TOEFLを受ける人の多くが英語圏の国への大学や大学院留学を目指しています。
それは、英語圏(アメリカ、カナダ、英国、オーストラリアなど)の大学や大学院のほとんどが留学生の入学条件にTOEFLのスコアを設定しているからです。
TOEFLにはTOEFL PBT(ペーパー版TOEFLテスト)、TOEFL CBT(コンピューター版TOEFLテスト)、TOEFL iBT(インターネット版TOEFLテスト)がありましたが、現在日本ではCBTが廃止となり、PBTの実施もかなり減っています。
そのためこれからのTOEFLはTOEFL iBTが主体であるといえるでしょう。
TOEFL テスト内容
英語テストのTOEFLは時代と共にテスト形式が変化している英語テストと言えるでしょう。
留学を志す人が受ける英語テストであるTOEFLは以前はTOEFL PBT(ペーパー版TOEFLテスト)、TOEFL CBT(コンピューター版TOEFLテスト)が主流でした。
しかし、2006年のTOEFL iBT(インターネット版TOEFLテスト)導入に伴い、CBTが廃止され、現在ではiBTが主流となっています。iBTが主流となり以前のTOEFL形式に慣れていた人は少し戸惑っている人もいるのではないでしょうか。
またまだ受けたことがない人もTOEFLとはどんな英語テストなのかと思っている人もいるでしょう。
TOEFL iBTはReading Section、Listening Section、Speaking Section、Writing Sectionの4セクションから成り、1セクション30万点で、最高点120点、最低点0点となっています。
テストセクション(4セクション)
・Reading Section(60〜100分):3〜5つの文章問題(各12〜14問)
・Listening Section(60〜90分):4〜6つの講義に関する問題(各6問)、2〜3つの会話問題(各5問)
・Speaking Section(20分):6問(independent task 2問、integrated task 4問)
・Writing Section(50分):2問(integrated task 1問、independent task 1問)
TOEFLの所要時間は4〜4.5時間となっており、英検やTOEICなどの英語テストと比べるとだいぶ長い英語テストとなっています。